グローリーと東急ストアは2023年12月25日、リテールメディアの共同構築の実証実験を開始すると発表。グローリーのデータ活用サービス「BUYZO Media(バイゾーメディア)」を用いたリテールメディアの共同構築を目指す。両社は2024年1月上旬から4月末までの間、東急ストア中目黒本店および中央林間店でリテールメディアの実証実験を行う予定だ。
実証実験では、主に次のようなリテールメディアの多機能化・高度化策を実施。東急ストア、来店客、広告主それぞれに対するメリットの検証と、広告主の継続的なリテールメディアの利用意向を検証する。
- 東急ストアへの来店促進を目的としたデジタル媒体向け広告の最適化
- 店頭での来店検知システムによる来店客数や年齢・性別などのデータ分析
- 店頭広告の視聴状況の解析
- 来店客購買行動分析レポートの高度化
また、東急ストア内のレジ混雑解消を目的に、AIカメラを用いてレジ周辺の来店客の購買行動や混雑状況の分析、混雑予測に関する実証実験も併せて実施するとのこと。