ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は、2023年の日本・海外のTikTokを振り返る「Year on TikTok 2023:みんなと一緒に振り返ろう」を公開した。特設ページでは、日本を含む世界中で、2023年最も印象に残ったTikTokのトレンド、クリエイター、ムーブメント、コミュニティとの瞬間などを紹介している。
ここでは、TikTokで人気の企業についてピックアップする。
2023年は、多くのスモールビジネスのオーナーがTikTokでポジティブな影響を受け、活躍した。「#SMB」「#SmallBusiness」「#TikTokShop」 などのハッシュタグを通じて、80・90年代の父親のTシャツデザインや、消防士Timによるオーストラリア人コミュニティへの無料芝刈り機の提供が話題に。より身近なところでは、「#りんご飴」や「#JapaneseFood」、「ユニクロバック」も注目を集めた。
日本の企業/クリエイター
@pluck_and_plant
東京 池尻大橋にあるビストロ「PLUCK AND PLANT」。TikTokアカウント開設後、1ヵ月で赤字から黒字回復した店舗。TikTokユーザーからのコメントなどを参考に改善を図ったことが黒字につながった。その旨を報告したTikTok動画は120万再生を超え、1,000件以上のコメントが寄せられた。
@chef_hiro
愛知県の春日井市にある「寿司竹」で店舗を構えているシェフオーナーのTikTok動画がバズり、実際に来客数なども増加。海外クリエイターなどともコラボし、トレンド楽曲などを用いてTikTokを活用した。
@uniqlo_jp
TikTokで英国のクリエイターがユニクロのラウンドミニショルダーバッグを紹介した動画をきっかけに「ユニクロバッグ」がトレンドとなり、世界中で大ヒット。多くのTikTokユーザーが同様の紹介コンテンツを投稿して一大ブームとなった。
@cookbo333
お祭りで人気のりんご飴に関する投稿がTikTokアプリ内で増加。店舗で購入されたりんご飴の紹介動画や自宅でつくるりんご飴に関連するコンテンツが多く、「#りんご飴」の総視聴数は10月時点で1.6億回を超えている。りんご飴の作り方を紹介した「ただのコック帽」の動画が注目を集めた。
@yuuuuto38
韓国の10ウォン硬貨の形をした「10ウォンパン」を日本硬貨の10円玉で再現した「10円パン」のTikTok投稿が2023年上半期で急増。パンの中にとろーりチーズが入っていることもあり、チーズが伸びている様子を紹介する投稿も多く、アプリ内で盛り上がった。10円パンを紹介した「毎日甘いもの食べたい」の動画が注目を集めた。
海外の企業/クリエイター
@lazy_butt_club
サンディエゴを拠点とするLazy Butt Clubは、MichaelとDaniel Jayの親子によって経営されている店舗。TikTok ShopとTikTokでバイラル下動画を通して、ビジネスを成長させ、オリジナルキャラクターTシャツを何千枚も販売した。
@newmartina
「New Martina」ことCarmen Fioritoは、携帯カバーの女王として知られ、携帯電話の装飾を通じてビジネスを繁盛させた。
@timthelawnmowerman
Timは優しい消防士で、オーストラリア人コミュニティを無料で助けている。無料芝刈り機の提供も話題となった。
@isma_rugs
Ismaelはオアハカ出身のアーティストで、素晴らしい手作りのラグを制作している。