インキュデータは2023年11月22日、サンスターへのデータ活用の支援について発表した。インキュデータの支援により、サンスターは「Treasure Data CDP(以下、CDP)」を導入している。
サンスターには、主に小売店を通じて製品を提供するため、製品購入者と直接接する機会が少ないという課題があった。また、同社が運営するコミュニティサイト「Club Sunstar」やスマートフォンアプリ「おくち元気チェック」などのプラットフォームも、独立して運用されていた。
同社は顧客理解を深め事業に活かすため、CDPを導入して1ヵ所にデータを統合。全社的なデータ活用の強化に取り組んだ。インキュデータは同社プロジェクトのパートナーに採用され、CDP構築の要件定義、データ分析や顧客アンケートの設計、新たなサービス開発に向けたコンサルティングサービスなどによる支援を実施し、施策を推進している。
これまで部門ごとに管理していたデータを統合的に把握することで、サンスターではユーザー行動の時系列での分析、再現性のある施策の検討が可能となった。広告施策において、分析結果を踏まえたクリエイティブを採用したところ、従来よりも良い反応を得るなどの成果が得られたとのこと。