b8ta Japan(以下、b8ta)は、三菱UFJ信託銀行との協業開始を発表。オンライン/オフラインの垣根を超えた顧客調査支援サービス「OMO Data Search」のサービスをリリースした。
b8taは、同サービスでリアル店舗に訪れるユーザー対象としたオフラインのデータ取得を、三菱UFJ信託銀行の「Dprime」アプリでは、アプリ会員を対象としたオンラインのデータを同期間に収集することを目的としている。
Dprimeは、情報銀行の仕組みを活かして個人ユーザーのパーソナルデータを企業に提供するサービス。アプリを通じて、個人にデータ登録やアンケートを依頼し、結果をマーケティング施策へ活用する。個人ユーザーは、アンケート回答やログイン、毎月のキャンペーンなどに参加することでポイント・ギフトを得ることができる。
b8taはリアル店舗を国内に4店舗を有し、店内のインプレッション(商品の前を通り過ぎた人の数)、ディスカバリー(商品の前に5秒以上滞在した人の数)などの定量データと、b8taテスター(店舗スタッフ)が取得したユーザーの生の声の定性データをマーケティング施策へ活用している。
両サービスを掛け合わせたOMO Data Searchの活用により、出品企業はオンライン(アプリ内アンケート)とオフライン(定量・定性)データを活用した統合リサーチレポートを受け取ることが可能に。商品リリース前のターゲット策定、出品商品の需要判断やコンセプトの推敲、今後とるべきアクションの提案といったマーケティング施策に役立てることができる。