マイクロアドは2023年10月26日、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)事業として、訪日外国人向けショッピングサポートアプリ「Payke(ペイク)」を展開するPaykeに資本参加し、業務提携を締結したと発表。データプラットフォーム「UNIVERSE」とPaykeの保有する消費行動データを連携し、訪日外国人に対する日本企業の商品プロモーション支援を開始するとのこと。
Paykeは、商品のバーコードをスマートフォンでスキャンすることにより、商品情報を多言語で表示できるサービス。2015年のサービス開始以降シェアを拡大し、アジア圏を中心に400万人以上に利用されている。
マイクロアドは、UNIVERSEと、Paykeのもつリアルタイムの消費行動データを連携し、外国人が訪日しているタイミングを指定した商品訴求を行う。また、マイクロアド台湾との連携により、帰国後の外国人への訴求や定期的に訪日するPaykeアプリ利用者への事前プロモーションも可能となる。なお、日本国内では、小売店舗に設置されているPaykeタブレット端末を指定した広告配信が可能となる。
同社は今後の海外事業として、台湾を含めたアジア各国に対応する、新たなインバウンドマーケティングサービスをPaykeと共同開発するとしている。