ZOZOTOWNでは、商品注文時にユーザーが選択する「受け取り方法」の初期設定を、2023年9月28日より「あんしん置き配(玄関前)(以下、置き配)」に変更した。これにより、初期設定を置き配に変更する前と比較し、置き配の選択が2倍以上となり、置き配指定可能な注文のうち、現在では約70%が置き配で配送されているという。
なお、初期設定を置き配に変更後、はじめて商品を注文するユーザーには、同変更について注文画面でポップアップにて通知を行い、周知を図っている。
昨今、2024年4月の働き方改革に関する法律の適用により「2024年問題」への対応が求められている。同社はこれまでも、商品に合わせた適正な梱包資材の選択や、複数回に分かれた注文を一つの注文としてまとめて配送する「注文のおまとめ」対象拡大による商品配送の効率化、ヤマト運輸のリレーションセンターの活用による幹線輸送の効率化など、容量圧縮による配送時の積載効率の向上に取り組んでいる。
さらには、ヤマト運輸の「EAZY」導入による置き配の推奨、置き配の指定が可能な注文範囲の拡大など、ユーザーの利便性の向上とともに、再配達率の低下による配送ドライバーの負担やCO2排出量の低減にも取り組んでおり、同施策の導入によりさらなる効果を期待しているとのこと。