ユナイテッドアローズは、OMO戦略推進を背景に質の高いDX活動を通じて「感動提供」を体現する人材を認定する「DXセールスマスター」制度を新設した。あわせて、初代「DXセールスマスター」として、ユナイテッドアローズ新宿店の仲 希望氏、同 名古屋店の平田 奈実氏、ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング自由が丘店の栗本 朋香氏の3名を認定した。
「DXセールスマスター」とは、販売に係るDX活動において優れたパフォーマンスを発揮するスペシャリストを評価し、同社販売員の象徴的な存在として活躍してもらうことを目的として創設した制度。
認定要件として、同社ECサイト「ユナイテッドアローズ オンライン」におけるスタイリング投稿の本数、直接売上、PV、お気に入り登録数が社内最上位ランクであるといった実績基準に加えて、これらの活動によってユーザーから高い支持を得ながら社内においてもDXを推進する販売員の模範的存在であるという人材基準が求められる。
審査は直近1年間の活動実績に基づいて行われ、認定された場合は年2回の賞与にインセンティブを上乗せして支給されるという。任期は1年となっている(初代のみ、任期は2023年10月~2024年3月までの6ヵ月間)
同社は、中期経営計画2023~2025において、目標達成のための戦略に「OMOの推進」や「人的資本への投資拡大」を掲げている。「DXセールスマスター」制度(同社独自の認定制度)によりOMOを推進できる人材の育成と、既存の「セールスマスター」同様、社内外から高い評価を受け、ほかの販売員にとってロールモデルとなる存在の創出により、モチベーションやエンゲージメントの向上を図る。