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ブックオフグループが中央アジアに本格展開 カザフスタンに「JJJ」加盟店2号店オープン

 リユースショップ「BOOKOFF」などを運営するブックオフコーポレーション(以下、ブックオフ)は、カザフスタン共和国にリユース店舗「Jalan Jalan Japan」(以下、JJJ)の加盟店2号店となる「ギャリレヤモール店」をオープンした。

 昨年2022年にオープンした加盟店1号店の成功と現地のマーケットニーズを踏まえ、従来型の大型店から、衣料品を中心とした「アパレル専門店」パッケージを開発、中央アジアでの多店舗展開を狙う。

 ユーザーへの販売・買取を行うブックオフには、一定期間で売れずに廃棄・リサイクルとなるものもあり、その量は年間4万トンにおよぶという。この課題を解決する出口戦略がJJJ事業であり、2016年11月にマレーシアでJJJ1号店をオープンした。

 平均500坪の広い売り場に、アパレル・生活雑貨・ベビー用品・おもちゃ・ホビー・スポーツ用品・楽器・家具・アクセサリーなど、日本で使用された中古品を約20万点陳列して現地の消費者に提供しており、現在マレーシアで10店舗、カザフスタン共和国で1店舗を展開している。

カザフスタン共和国のJJJ加盟店2号店のねらい

 カザフスタンでは日本の商品が人気にも関わらず、中央アジアという地理的要因にともなう物流の難しさなどの理由もあり、その流通量は非常に少ないのが実情となっている。一方で日本の製品に対する信頼の高さもあり、日本の中古衣料は高く、マレーシアよりも高い流通価値を生んでいる。

 そういったマーケット事情から、日本で大量に余剰する中古衣料品をベースに、次の価値を提供できる中型の「アパレル専門店」パッケージの可能性を検討してきた。

  • Used in Japanの商品による「良質な衣料品」の提供
  • 日本の売場作りのノウハウによる「ワクワクする買い物体験」
  • 手頃な価格のモノだけでなく機能性やデザインも意識した「付加価値の高い商品ラインナップ」
  • 圧倒的な商品量による「選択肢」

 同社は今回のJJJ「アパレル専門店」を中央アジアにおける主力パッケージとして、本格展開を進める考え。

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