CBcloudは、EC事業者が抱えるさまざまな配送ニーズに対応するため、「ピックゴー宅配」の提供を2023年10月4日より開始する。
提携するはぴロジ、トランコムとのアライアンスを深化させることで、荷主企業に対して競争力の高い柔軟な配送サービスを提供し、配送コストの最適化や、エンドユーザーに対するサービスの差別化を実現する。
「ピックゴー宅配」は、EC事業や通販を行うさまざまなジャンルの荷主企業に対して、各社が抱える多様なニーズに向き合い、価格競争力が高く柔軟な配送メニューを提供することで、持続的な事業成長に伴走するサービス。
「PickGo(ピックゴー)」はサービス開始以来、主に軽貨物配送パートナーに対して、様々な配送案件を取りそろえることで、品質を高めつつも柔軟な働き方を提供。荷主企業に対しては、配送現場にドライバーを供給したり、大手アパレル企業向けに配送サービスを提供するなどさまざまな取り組みを行ってきた。
近年のEC市場の拡大により需要が構造的に拡大するラストマイル配送での事業基盤をより一層強化させるため、CBcloudは2022年9月に、物流不動産大手であるシーアールイー傘下のはぴロジと、オープン型ラストマイル配送サービス「コネット便」を共同リリースした。加えて同社は、2023年5月31日にMagical Moveの100%株式を取得し、EC宅配サービス「Scatch!(スキャッチ)」のサービス強化に取り組んできた。
今回、これらのサービスをさらに進化させ、荷主企業やエンドユーザーに対してより多くの付加価値を提供することを目指し、2023年10月4日付で「コネット便」と「Scatch!」を「ピックゴー宅配」に統合。今後は、一体運営を行う。
また、資本業務提携先である物流大手トランコムとの連携を強化し、幹線輸送力とセンター運営ノウハウを活用することにより、3社で「ピックゴー宅配」をより安定的かつ拡張性の高い配送インフラに成長させていくことを目指すとしている。