NECは、総合スポーツ用品メーカのミズノより、データドリブン経営の推進等を支援するデータ活用基盤の構築を受注したことを発表した。NECは、「施策検討」「基盤検討」「導入」「運用」をワンストップで支援し、ミズノ社内の共通化されたデータを基にした経営判断やマーケティングの実現に貢献するとしている。
NECはミズノとともに、まずは商品の購入やウェブサイトでの回遊、ミズノが提供しているスポーツサービスの利用といったさまざまなタッチポイントにおけるユーザーの行動履歴を一元管理し、可視化することで、カスタマーエクスペリエンス向上やブランディング強化を目指す。
将来的には、データ活用部門を順次拡大し、グローバル全社でのデータ活用やAIを使った高度なデータ分析などを計画している。
なお、データ活用基盤の構築はMicrosoft社のMicrosoft Azure上で実施するという。
NECは「経営戦略支援サービス」などデータ活用に関する多数のサービスメニューを保有しており、同プロジェクトもこのノウハウを活用している。