ウェブライフは2023年9月8日、同社のEC構築運用サービス「BiNDec(バインド・イーシー)」によって、猿田彦珈琲のECサイトをリプレースしたと発表。実店舗と一体化を図るECサイトのプランニング・導入をサポートしたとのこと。
猿田彦珈琲は、実店舗の利用客がECサイトでも商品を購入する機会が増えたことから、双方の顧客情報の連携や作業の効率化に向け、「Shopify」でのECサイトのリプレースを検討していた。
それにともない、猿田彦珈琲は会員向けのポイント制度やクーポン、ニュースなどの顧客接点をスマートフォンアプリ化。ECサイトの購入額に応じたポイントを実店舗で利用できるシステムを導入した。購入履歴などの顧客情報を一元管理できるようになった他、コーポレートサイトもShopifyで構築したことで、集客や管理も効率化された。
期間限定のブレンドコーヒーの商品ページは、猿田彦珈琲の社内で更新できるよう内製化が図られた。さらに、ECサイトの運用業務では、領収証をマイページより発行するなどの仕組み化による効率化が進められている。
なお、今回のリプレースは、実装内容が決定してから約3ヵ月の構築期間を経てローンチした。
主なリプレース内容
- ECサイトとコーポレートサイトを一体化し、ウェブ集客を分散させない設計に
- ECサイトと実店舗をつなぐスマホアプリで顧客を一元管理し、双方向で送客を狙う
- ブランドカラーである水色を前面に打ち出すデザインを実現
- 商品ページの作成、更新作業は内製化することで外注コストを抑える
- 事務作業をシステム化し、業務負担の少ない運用フローを目指す