トランザクション・メディア・ネットワークス(以下、TMN)は、三菱食品、生活協同組合コープこうべ(以下、コープこうべ)と共同で、コープこうべの様々なデータを活用し、決済とマーケティングを融合させた情報プロセシングの取り組みを本格的に開始した。
同取り組みは、TMNのゲートウェイに集約されたデータを安全に保存・整備し、高度なデータ分析を可能とする情報プロセシング・プラットフォームを新たに構築。販促やコープこうべファンの拡大などのあらゆる施策実行へつなげていくものだという。
情報プロセシングの取り組み概要
3社は、2022年2月から同取り組みの検討を開始しており、2024年前半までに、データの集積から分析までをほぼリアルタイムで展開可能な情報プロセシングのプラットフォームを構築する予定となっている。
3社が協力して同プラットフォームを活用することにより、まずは、宅配と店舗事業において、組合員属性だけでなく、時間軸での利用動向や一定セグメントでの利用状況など、多角的なデータ分析を実施。併せて、宅配と店舗の相互利用などに向けた様々な施策を検討していくとしている。
今後は、情報プロセシングの取り組みを通じた継続的なデータの利活用を、宅配と店舗事業のみならず、コープこうべのすべての事業に拡大して展開していくことにより、組合員一人ひとりに対するコープこうべの「くらしのインフラとしての役割」を強化し、さらに魅力的な事業・サービスの展開を3社で目指していく考え。