カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)と日販グループホールディングス(以下、日販GHD)は、両社の合弁会社であるMPDの社名を変更、FC事業と卸事業を統合した新たな共同事業会社「カルチュア・エクスペリエンス株式会社」を2023年10月1日より始動する。
TSUTAYAは2017年より、レンタル事業から書店事業へ事業転換を図ってきた。今後は、本を核とした文化(カルチュア)を生み出すライフスタイルコンテンツを、地域に根ざしたコミュニティで体験(エクスペリエンス)できる書店に進化していく。
カルチュア・エクスペリエンスでは、流通販売の一体化により、品揃えや豊かな読書体験を提供。収益構造の改革も進めながら、MPDの流通、TSUTAYAの顧客接点という両社の強みを活かした事業シナジー創出を目指す。
店舗の価値と利益の最大化に向け、「BOOK & CAFE」「SHARE LOUNGE」「トレーディングカード対戦スペース」などの体験価値や空間価値の向上、店舗粗利の改善、FCサービス改革に取り組み、新しい店舗モデルを創造。書店としての核を強固にしながら、地域でTSUTAYA店舗を運営しているFC加盟企業の、事業運営の向上を図るとのこと。