サントリーホールディングスは2023年6月19日より順次、製品の物流管理システムを新たなものに切り替え、2023年内には全国での稼働開始を目指す。
酒類・飲料を製造・販売するサントリーグループでは、年末年始やゴールデンウィーク、夏季などに配送量が大幅に増加。それにともない、トラックの現在地など、配送状況を確認する頻度も高まり、対応は物流企業・ドライバー・サントリーグループそれぞれの負担となっていた。
今回、同社の物流管理システムに、各物流企業が持つ車両の位置情報を自動でタイムリーに収集・把握する機能を新たに搭載。これにより同社は、各トラックの配送状況を即時に把握できる。そのため、物流企業・ドライバーへの確認の問い合わせが不要になる。
物流企業の従業員・ドライバーの問い合わせ対応の時間を、年間で計約6万時間削減できる見込みとのこと。