soucoは、NIPPON EXPRESSホールディングスと資本業務提携契約を締結した。今回の提携により、両者が保有するアセット、ノウハウおよびテクノロジーを相互に活用し、サービスの拡大および付加価値向上を目指して協議を進めていくという。
souco社は、日本全国2,000拠点を超える倉庫拠点の情報を中心とした物流リソースのシェアリングプラットフォームを運営している。今回の提携にともない、NIPPON EXPRESSホールディングスおよびグループ会社(以下、NXグループ)とsouco社は、souco社のプラットフォームを活用し、次の実現を目指す。
顧客基盤の拡大
souco社が提供する「少量かつ短期間の荷物保管サービス」について、NXグループの顧客への提供に向けて検討を進める。
合わせて、souco社が運営するプラットフォームにNXグループが保有する倉庫情報を追加することで、従来souco社が提供してこなかった大型又は長期間の保管サービスの提供に向けて検討を進める。
これらにより、NXグループおよびsouco社の顧客基盤の拡大を目指す。
多拠点倉庫管理システムの開発支援
NXグループの倉庫施設管理を目的とした同社ツールの提供および管理システムの開発支援を行う。
サステナビリティへの貢献
souco社が運営するプラットフォームおよびsouco社がネットワークする物流拠点を活用することで分散出荷を実現すること、また、開発中の長距離輸送における中間拠点算出システムを活用することにより、NXグループにおける輸送距離を削減および効率化することで、CO2排出量の削減や持続可能な物流モデルの構築に協力する。これにより、NXグループの長期ビジョンの実現に向けたサステナビリティ経営の推進に寄与する。