フェリシモは、会員向けに「再配達・置き配についての意識調査」を実施した。同調査結果の詳細は、次のとおり。
宅配便の受け取り頻度が増えた人は47% 理由第1位は「ネット通販」
「宅配便での受け取り頻度が1年前よりも増えたか減ったか」という質問では、「とても増えた」「少し増えた」の回答が全体の47%に。「変わらない・どちらとも言えない」が49%、「とても減った」「少し減った」は3%だった。増えた理由を複数回答でたずねたところ「ネット通販での買い物が増えた」が76%と圧倒的に多い結果となった。
宅配便を1回では受け取れず、再配達になることのほうが多い人は11%
「ふだん宅配便は1回で受け取れているか」という質問では、「ほぼ毎回1回で受け取れている」が35%、「再配達になることもあるが1回で受け取れることの方が多い」が54%、「1回では受け取れず再配達してもらうことの方が多い」が10%、「ほとんど1回では受け取れない」が1%だった。
宅配便を1回で受け取るためにしていることの最多は「事前の日時指定」
宅配便を1回で受け取るためにしていることを複数回答でたずねたところ、もっとも多かったのは「日にちや時間帯が事前指定できる荷物はしておく」で32%、次いで「配達予定日・時間帯に在宅しておく」が23%、「配送状況の通知メールサービスや配送会社のアプリを活用している」が16%、「置き配を活用している」が13%と続いた。
再配達が社会的な問題になっていることへの関心度は88%
「宅配便における再配達が社会的な問題となっていることを知っているか」という質問には「知っているし関心がある」が88%、「知らなかったが関心がある」が6%で合わせると94%となり、関心度が非常に高いことが判明した。
「置き配」を利用したことがある人は63% 理由第1位は「配送員の負荷を減らせる」
「“置き配”で今までに荷物を受け取ったことがあるか」という質問では、63%が「受け取ったことがある」と回答。置き配を利用する理由を複数選択でたずねたところ「配送員の負荷を減らせる」が25%ともっとも多い結果となった。
調査概要
- 調査期間:2023年4月6日~4月12日
- 調査対象:フェリシモの会員
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答数:1万6,006件
回答者属性比率
- 年代:10~40代:38%、50、60代:60%、70代以上:2%
- 性別:主に女性
- 職業:会社員(正社員・契約社員)33%、パート・アルバイト27%、専業主婦23%など