北海道別海町とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営するトラストバンクは、商品開発支援などの連携に関する協定を締結した。同協定により、事業者の自立した持続可能な事業運営を推進するため、地場産品を活用した商品開発支援および販路の提供に協力して取り組む。
別海町とトラストバンクは、事業者の地場産品を活用した商品開発および販路の提供を推進していくにあたり、両者で協働して次の事項に取り組む。
協定事項
- 地場産品を活用した新商品の開発・改良・発掘の支援
- トラストバンクが運営するECサービス「めいぶつチョイス」を活用した販路の拡大
- トラストバンクが運営するふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」内での企画などの連携
トラストバンクは、2012年から「ふるさとチョイス」を運営。2023年秋には、ふるさと納税事業で有する全国の自治体や事業者・生産者とのネットワークや地域資源の魅力発信などにおけるマーケティングノウハウなどを活かして、ECサービス「めいぶつチョイス」の提供を開始する。「めいぶつチョイス」では、地域の生産者・事業者の販路拡大の支援とともに、地場産品を活用した新商品開発などを通じ、地域の生産者・事業者のブランドを守りながらこだわりの品を届けるECサービスを目指す。
今回の協定により、「めいぶつチョイス」においては、北海道別海町内の事業者と連携することで地場産品の販路拡大をはかる。ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」においては、地場産品の魅力向上となるようなお礼の品の開発などの取り組みを行うとしている。
ECサービスならびにふるさと納税で地域の魅力や地場産品を開発・発信することで、両者は地域の関係・交流人口の増加や地域事業者の自立および持続可能化の促進に取り組む。これにより、地域内の経済循環を促し、自治体が自らの力で持続的に自立・自走できる「自立した持続可能な地域」を共創していくとのこと。