AIなどの活用によるデータ解析に強みを持つサイジニアは、「サイジニアアドバンスド研究所」を設立した。
デジタルマーケティング業界においては、AIなどの活用が急速に進んでいる。「サイエンス」を社名の由来にもつサイジニアとしては、こうしたトレンドに対してグループ一体で積極的に取り組むべき状況であると考えている。
2021年には、サイジニアの保有する特許をグループ会社であるZETAが提供するOMOソリューション「ZETA CLICK」において活用、またこの1月にはZETAが提供するハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」の機能について、サイジニアとZETAが初めて共同で特許を取得するなど、グループを横断してAIをはじめとする知的財産の活用を進めてきた。
また先日は、ZETAの主力製品であるEC商品検索エンジン「ZETA SEARCH」のチャット活用オプション「ZETA SEARCH CHAT EXTENSION」を、最近注目を集めているChatGPTに対応するなど、自社のみならず他社のAIリソースの活用についても取り組みを推進している。
グループのサイエンスにおける強みや、すでに保有する多くの特許やノウハウの活用を加速すべく、またそうした人材の登用も加速していくため、今回サイジニアアドバンスド研究所(Scigineer Advanced Research Institute)を設立した。
今後同機関においては、AIをはじめとするさまざまなテクノロジーについての研究をさらに推進していき、グループ全体の事業においてそれらを活用していく予定とのこと。