東芝データは、東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート」の会員、約100万人のレシートデータから得られる購買データを統計化し、実購買から見る生活者の行動変容を可視化している。今回は全国のスーパーでの買い物ひとり1日1店舗あたりの平均購入金額・単価・数量に関する最新データを調査した。
東芝テックが開発した「スマートレシート」は、会計時に通常は紙で提供される購入商品の明細レシートを電子化し、データとして管理・提供するサービス。消費者は手元に紙のレシートを残さなくてもスマートフォンで購入履歴をいつでも確認することができ、月毎に食費や日用品など9つの家計費目に自動で集計される。
同社では、同サービスから得られる購買データを統計化し、実購買に基づいた膨大なデータから消費行動パターンをより詳細に分析できるサービスを展開している。
今回の調査結果では、平均購入金額は前月比で約8.8%(230円)増と大きく上昇。その要因としては、平均単価の増加があり、前月比約8.3%(18円)、昨年11月比約4.8%(10円)増となっている。一方、平均数量については年間を通して昨年を下回っており、昨年11月比約4.7%(0.5個)減という結果になっている。