越境ECプラットフォームTmall Global(天猫国際/Tモールグローバル)は、グローバルライブコマース連盟を発足し、海外第1号拠点を日本に設立したことを発表した。
潤泰商貿、大熊物産、楽GOO国際、REA商事、Inagoraなどライブコマースを手がける約10社が同連盟に参画しており、日本で活躍する約300名のインフルエンサーと連携している。
日本企業が中国市場に進出する際の最初の足がかりとなるTmall Globalは、日本在住のインフルエンサーと協力し、Tmall Globalや日本企業のライブコマースを通じて、日本の文化と多様なライフスタイルや最新商品を中国の消費者に継続的に紹介していく。同取り組みを通じて、日本企業の中国進出および事業成長を支援すると同時に、中国の消費者に日本で実際に買い物しているような体験を提供することを目指している。
連盟の設立当日、Tmall Globalゼネラル・マネージャーの董臻貞(ドン・ジェンジェン)氏と日本のハイブランド専門リセールサイトRECLOの古志野社長がライバーとなり、中国の消費者にRECLOのハイブランド品倉庫ツアーや、おすすめのリユースハイブランド品を紹介するライブコマースを東京にて行った。
連盟発足後、京都のお酒の美術館から日本のウィスキーなどのお酒とその飲み方を、大阪の南海部品本店から日本製ヘルメットを、新潟県の道の駅・燕三条地場産センターから職人が1つひとつ手作りした選りすぐりの日本製キッチン用品やアウトドア用品などをライブコマースで紹介した。Tmall Globalが主催するライブコマースでは、過度に値引や特典を強調することなく、ものづくりの当事者に焦点を当てたブランドストーリーと商品の優位性や特徴を中国の消費者に伝えている。