テープスは、ECに特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」において、Shopifyで利用できる新機能のリリースを発表した。新機能としてリリースされたのは、「顧客情報の取得」と「顧客タグ・メモの更新」のふたつ。これにより、顧客タグに応じて内容の異なるマーケティングメールを送信するなど、さまざまなCRM施策の効率化が可能になる。
顧客情報の取得
Shopifyの注文回数や購入金額など、顧客情報を取得できる。一度しか購入したことがない顧客に2回目以降の購入を促すメールを送るなど、購入回数に応じたメールマーケティングが可能。
顧客タグ・メモの更新
Shopifyの顧客タグ・メモを追加・削除できる。顧客情報の取得機能と組み合わせることで、購入回数や累計購入金額に応じた会員ランクの顧客タグ付与も可能。これにより、会員ランクに応じたマーケティング施策の運用や会員ランクごとの売上集計・分析ができるようになる。
Shopifyでは顧客のロイヤリティを高めるため、会員ランクにもとづいた施策が一般的になっている。たとえば、累計の購入回数などによって会員ランクが変動し、おまけやポイント倍率、メルマガ内容が変わるといった施策があげられる。新機能では、この会員ランクを利用したCRM施策の自動化が可能だという。それにより、効率の良い施策運用に加えて、ヒューマンエラーの削減も期待できるとのこと。また、顧客タグ別で売上を集計できるため、より精度の高い施策の効果検証も可能となる。