楽天グループは、運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」において、コレクター向けフリマアプリ「magi(マギ)」を運営するジラフ(以下「ジラフ」)とトレーディングカードの販路拡大を目的とした、一部サービスの連携を開始した。
同連携により、楽天は、楽天ラクマにおいてmagiが自社で買取・販売を行う一部トレーディングカードの販売を開始。また、今後取扱商品数を段階的に増やし、同カテゴリの商品拡充を図る。ジラフは、楽天ラクマの集客力や販売網を活用することで、販路拡大を狙う。両社は、今後もさまざまなサービス連携を強化し、トレーディングカードの二次流通においてユーザーが安心してショッピングを楽しめる環境構築を進めるとともに、取引のさらなる活性化を目指す。
日本玩具協会の調べによると、2021年度の日本国内における玩具市場規模は8,946億円で、過去最高を記録。なかでも、特に伸び率の大きかった商品分野は「カードゲーム・トレーディングカード」の分野で、前年比145.6%だった。一方、楽天ラクマの「エンタメ/ホビー」カテゴリのなかでも、「トレーディングカード」カテゴリの取引は年々増加し、需要の高いカテゴリのひとつである。magiのような専門性の高い二次流通商品を取り扱うサービスと連携することで、楽天ラクマは、二次流通をさらに活性化させ、より大きなサーキュレーション市場の構築を目指す。
概要
- 楽天ラクマにおいて、magiが自社で買取・販売を行うトレーディングカードを一部販売開始する。今後、楽天ラクマでの取扱商品数を段階的に増やし、さらなるmagiとの連携を深め、サービスの拡張を予定している。
- 楽天ラクマの会員であれば、magiへの会員登録不要で、より多くの商品群から、欲しい商品を探し、購入することができるようになり、また楽天ラクマで開催する各種キャンペーンの利用も可能。
- 楽天ラクマに出品される商品は、magi上で販売される価格と同じ価格で自動出品される。