シンガポールを拠点にグローバルでGameFiプラットフォーム事業を展開するDigital Entertainment Asset Pte. Ltd. (以下、DEA)は、楽天グループとの間で、Web3領域における協業推進に向けた覚書(MOU)を締結した。また、新株予約権引受による、同社のコーポレートベンチャーキャピタルである楽天キャピタルからのマイノリティ出資に関しても合意したことを発表した。
楽天は、Eコマースからフィンテック、携帯キャリア事業などのモバイルサービス、プロスポーツまでさまざまな事業領域でサービスを展開している。Web3領域への事業進出も早く、同社が手掛けるNFTマーケットプレイスおよび販売プラットフォーム「Rakuten NFT」 は日本国内有数のNFTプラットフォームとして知られるほか、同社グループの楽天ウォレットでは、ビットコインをはじめとする暗号資産の取引サービスも提供している。
一方、DEAのGameFiプラットフォーム「PlayMining」は2020年5月26日にサービス開始以来、2022年11月現在で全世界100ヵ国以上、250万人を超えるユーザーを有している。DEAPcoin は日本で流通するPlay to Earnトークンであり、PlayMiningもPlay to Earnトークンエコノミーとして、世界のGameFi領域をリードする存在となっている。
今後の展開として、両社はそれぞれの事業においてシナジーを創出する協業の可能性や、双方のサービスのさらなる価値向上に向けた連携などに関して協議を進めていくとのこと。