プレイドのプランニングチーム「EDIT(エディット)」が、三井不動産のパイロットプロジェクト「NEW POINT」に参画した。プレイドが提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を使い、NEW POINTにおける顧客体験の設計・実装および事業検証の領域を担うという。
NEW POINTは、2021年10月から始動した三井不動産のパイロットプロジェクト。ブランディングやマーケティング戦略の策定から、店舗出店や購買体験の設計までを総合的に支援する。三井不動産のノウハウやアセットを活用し、生活者がデジタルとリアルで個性的なブランドと出会える場所を提供することが目的だ。
NEW POINTにおけるEDITおよびKARTEの主な役割は次の通り。
- ポップアップイベントに来た顧客の来場前後も含めた購買体験の設計。サイト、SNS、会場、出展ブランドのサイトといった各顧客接点のデータの連携
- KARTEによる来場者へのアンケート施策の実施
- KARTEによる来場顧客の行動データ計測・LTVによる効果測定を可能にする実装
- KARTEを導入することで、事業開発にアジリティ(機敏性)を持たせる
- KARTEで解析するカスタマーデータを活用した事業検証の促進
NEW POINTでは出展ブランドに対して、顧客と直接つながれる場とコンテンツの発信、販売スタッフや商品在庫管理などのリソース支援も提供するRaaSモデルを採用。また、NEW POINTのWEBサイトやSNS等の各顧客接点のデータを連携させ、顧客との関係構築と継続的な効果測定を可能にしている。
各顧客接点で取得した定性および定量のデータは、ブランドにレポートとして還元するとのこと。