ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、同社の物流拠点「ZOZOBASE習志野2」において、実質的にCO2排出量がゼロとなる再生可能エネルギー由来の電力を100%導入した。
これにより、同社拠点の電力消費量のうち90%以上(2021年度実績値)が再生可能エネルギーとなり、2022年2月に発表した、事業活動での温室効果ガス排出量を2030年度までに実質ゼロにする「2030カーボンニュートラル宣言」で掲げていた“2025年度までに、同社が利用する電力の80%以上を再生可能エネルギー化”するという中間目標を約2年前倒しして達成した。
「ZOZOBASE習志野2」は、ZOZO本社、ZOZOBASE習志野1、ZOZOBASEつくば1、ZOZOBASEつくば2に続く再生可能エネルギー導入拠点であり、現在同社が構える4つの物流拠点すべてに導入が完了した。導入する電力は、他拠点と同様にトラッキング付・FIT非化石証書等が付与された、太陽光由来の実質再生可能エネルギー電力だという。
ZOZOグループでは2021年4月より、サステナビリティステートメント「ファッションでつなぐ、サステナブルな未来へ。」と「4つの重点取り組み」を掲げ、重点取り組みのひとつとして、持続可能な地域づくりへの貢献活動を推進している。2023年8月稼働予定の新たな物流拠点「ZOZOBASEつくば3」にも再生可能エネルギーを100%導入することを予定するなど、今後も「2030カーボンニュートラル宣言」の目標達成に向けて引き続き積極的に取り組み、環境や社会に配慮した新しいファッションの世界の実現を目指す。
- 導入拠点:ZOZOBASE習志野2(千葉県習志野市茜浜3-7-2 Landport習志野5階)
- 導入内容:FIT非化石証書代理購入サービス
- 使用電力量:約418万kWh
- CO2削減量:約1,869トン
- ※算出期間:2021年4月1日~2022年3月31日、電気事業者別排出係数:0.000447/kWhで算出