EC商品検索・レビュー・OMOソリューションを開発販売するZETAは、商品説明やクチコミなどからホットなキーワードを抽出し、CX向上およびSEO改善が期待できる新製品としてハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」を提供開始した。
ECサイトなどではユーザーによるクチコミやスタッフの投稿などのUGCの活用が加速するとともに、単なる購買の場だけでなくメディアとしての役割が高まりつつあり、こうしたUGCデータを集合知として活用していくことは、今後のECサイトなどにおけるCX向上にとっては必須と考えられている。
また、クッキー規制の動向などにより今後リターゲティング広告が難しくなることが予測されるため、サイトとしてのオーガニックな流入を高めていくことはこれまで以上に重要な課題となってくるという。
こうしたなか、デジタルマーケティング業界のトレンドに合わせたソリューションとして、今回提供を開始する「ZETA HASHTAG」は、「ZETA CXシリーズ」の既存のプロダクトであるEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」やレビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」との連携によりさらなる効果を発揮することが見込まれるとのこと。
「ZETA HASHTAG」は商品説明のテキストや、「ZETA VOICE」などによって投稿されたクチコミのテキストなどを解析し、そこからその商品にまつわるホットなキーワードを抽出。
また、商品ページやクチコミのアクセス解析などと連動し、キーワード同士の相関を算出することで、キーワード同士の関連性を集合知から見出すことが可能で、意外なキーワードの組み合わせの発見により、ユーザーに対してセレンディピティを提供し、一層ショッピングが楽しくなるCXを実現できるように。
さらに、関連するキーワードの組み合わせによってランディングページを自動生成し、キーワードに紐づく商品情報やクチコミなどを掲載することができる。
商品情報自体もオーガニックな情報だが、クチコミというオーガニックなUGCを活用することで、キーワードに対するさらなるSEO効果が期待できる。
加えて、ハッシュタグを経由して関連するクチコミや商品を紐付けることで、商品とクチコミとハッシュタグの間でユーザーの循環する導線を作り、回遊性を高めることが可能となる。