株式会社オプトは、複数のECモールに商品を出品するメーカー企業向けに、クロスチャネルで最適化を目指すSaaSプラットフォーム「Oxcim β版」の提供を開始したと発表。
同プラットフォームは、複数のECモール売上の横断把握、改善を実現することで販路のデジタルシフトを支援。売上拡大に向け、マーケット状況の分析やポジショニング、問題発見、売上の要因まで一連のプロセスにおける分析を容易に行える機能を搭載している。
Oxcimの機能
1. 「マーケットビュー」機能
各モールにおける商品カテゴリの売上規模、競合商品の売上規模、他事業者が販売している自社商品の売上を把握できる機能を搭載。
2. 「KPIビュー」機能
ECモールの売上構成を把握する上で欠かせない閲覧数、CVR(顧客転換率)、販売単価に加え、KPI(重要業績評価指標)をさらに分解した、指名検索数やレビュー数などサブKPIの分析機能を搭載。企業が出品するすべての商品の合計売上推移や、商品ごとの売上推移、SEOや広告の掲載順位、価格割引率の測定も実現している。
Oxcim β版はすべての機能を無料で利用可能。現在はAmazonのデータのみの対応となるが、オプトは2022年中に楽天市場、Yahoo!ショッピング、PayPayモールへの対応も完了する予定としている。