検証には、ヤマハ発動機の業務用電動アシスト自転車「PAS GEAR CARGO(パスギアカーゴ)」を実際の集配業務に活用。配送スタッフの使用感や省力化などを分析することで、実用性を確認する。パスギアカーゴは、アシスト力を人のペダルを踏む力に対し3倍まで引き上げたもの。
検証期間は2014年10月1日から2015年8月末までの予定、検証地域は東京都町田市内。
これまでもヤマト運輸とヤマハ発動機は連携し、電動アシスト自転車とリヤカーを連結した車両を全国の都市部や住宅密集地域を中心に活用してきたが、現行の法令で決められた電動アシスト自転車のアシスト力では、急坂などではスムーズな発進が困難で、特に女性や高齢者にとっては、身体的な負担が大きかった。