株式会社Smartpayは、4月12日に開催された記者発表会にて日本国内のEC事業者向けに無料のオンライントレーニングプログラム「ECグロースアカデミー」を開始すると発表。
西村博之(ひろゆき)氏、日本オムニチャネル協会、SMBCベンチャーキャピタルの支援を受けて実現する同プログラムはオンラインで提供され、「コンバージョン」「トラフィック」「リピート」の3つのモジュールで構成。ECのベストプラクティスを学びたい企業は、無料で受講することが可能となる。
Smartpayでは同アカデミー開講と同時に、優勝したEC事業者に1,000万円の報奨金を提供する「業績アップコンペ」の実施を発表。今後3年間で5億円を投資し、日本国内のEC事業者のビジネススキル向上への貢献を目指すとしている。
また、記者発表会ではひろゆき氏がSmartpayの株主兼ブランドアンバサダーとなる旨も発表された。同氏はSmartpay 日本カントリーマネージャー 大坪直哉氏との対談にて、フランスと日本のEC事情を比較。「自社ECを展開することが主流なフランスと比べると、日本はプラットフォームに集客を頼る傾向が強い。フランスは自社が作るものに自信を持ち、ブランドを固めるために直に顧客とつながる傾向がある」と現状を整理した上で、「日本のEC事業者は顧客を集客する能力が自社にないと思い込みプラットフォームに出店するが、プラットフォーム内でも顧客が来ないブランドは来ない。どこかに頼るよりも、直接顧客とつながり常連さんになってもらう、こうした顧客を捕まえたほうが商売は楽になる」と見解を述べた。