リテンションボット「Smash」を開発・提供する株式会社Smashは、博報堂DYベンチャーズ、i-nest capitalの運営するファンドを引受先とする総額8,016万円の資金調達を実施したことを発表した。今後、「Smash」のさらなる研究・開発を進め、解約抑止率の向上を実現し、企業と顧客のリレーション強化を支援していくという。
近年サブスクリプションサービスや定期通販の普及が加速しており、2023年にはサブスクリプションサービスの市場規模は1.4兆円に達すると見込まれている。(矢野経済研究所調査)
ユーザーにとって気軽にサービスに加入、もしくは購入ができるようになった反面、「解約」も気軽に行えることで、企業にとって、いかに解約を抑止し、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を高めていくかが重要な課題となっている。
同社では「Smash」を通じ、企業の解約抑止に寄与してきた。今後も、解約抑止のリーディングカンパニーとして、解約抑止率の向上、ロイヤルティ強化の実現を加速していくため、資金調達を実施した。
リテンションボット「Smash」について
サブスクリプションサービスや、定期通販のユーザーに対し、「解約」というタッチポイントでコミュニケーションを図り、解約抑止・分析を行う。ユーザーとのコミュニケーションからサービスや商品に対する温度感を数値化し、リアルタイムで空気を読むことによって、デジタルの枠を超え、より人間との会話に近いコミュニケーションを実現する。