マクニカは、大規模EC事業者を対象にしたAIサービス「CrowdANALYTIX for EC」をリリースした。
「CrowdANALYTIX for EC」は、数万を超える商品セレクションをもつ大規模EC事業者を対象に、商品管理業務を自動化するAIサービス。商品管理業務において重要な「商品情報」「価格」「在庫の管理」にフォーカスし、従来人手で行う際に課題であった人手不足、時間がかかる、精度が低いといった課題の解決へ導く。
商品情報
商品登録業務の自動化
仕入れ先から提供されるさまざまなフォーマットのデータの中から、必要な商品属性情報を抽出、商品カテゴリ等の情報を付与、構造化データに変換する。
検索性の向上
自社サイト・競合サイト・外部検索エンジンにおいて、顧客がどのように商品を検索しているかに応じて、商品ページに必要な属性項目やタグ、適切 な商品名、フィルター項目、商品カテゴリ体系をレコメンドする。
価格
オートプライシング
競合サイトの価格を定期的に取得、自社商品とマッチングさせ、競合サイトと遜色のない・優位性のある価格をレコメンドする。
在庫
需要予測
既存商品だけではなく、商品属性情報を利用して新商品に対する需要予測が可能。人手での予測に比べ、大量のデータを活用し、商品毎等の細かい粒度での予測を実現する。
「CrowdANALYTIX for EC」は、マクニカがAI SaaS専業企業であるCrowdANALYTIX社と共同開発を行い、サービスを提供していく。CrowdANALYTIX 社が持つ米国の大手小売業、EC 事業者に向けてサービス提供してきたノウハウを基に、マクニカが日本のユーザー企業のビジネス課題の理解と、効果につなげるためのリーズナブルなスコーピングを行う。その上でユーザー企業ごとのビジネス課題に基づいたカスタマイズ開発を行い、クラウドサービスとして実装し、モデルの運用・メンテナスまでを一気通貫で提供する考え。