エイチ・アイ・エスは、同社が展開するオンライン体験ツアーにて、サービスを開始した2020年4月から2021年10月末までに累計約5,000本のツアーを催行し、体験者数が15万人を突破したと発表。
同社は、オンラインを活用したツアーサービスについて、旅行会社のみならず航空会社やバス会社などの観光業界のほか、旅行者を受け入れる自治体なども参画する状況から、コロナ禍で「新しい旅」として消費者の認知を得たと考察。緊急事態宣言が解除された2021年10月以降におけるオンライン体験ツアーの利用状況については、企業活動復調による福利厚生での利用や、友人知人と一緒にオンライン体験を楽しむというグループでの利用が増加傾向にあるとしている。
同社が提供する国内のオンライン体験ツアーで人気を集めているのは、各地域の地元住民がお薦めする地産品が届き、ツアー内で生産者の話を聞くことができるというもの。同ツアーは自治体と一緒に造成されるため、各地域の隠れた名産品や住民が日常的に食している食べ物などを紹介することが可能となっている。
また、同社が2021年より開始した、旅行好きな人が自由にコミュニケーションできる旅のオンラインサロン「TABIFLEEEEEK」では、同サロンメンバーが主導で企画したオンライン体験ツアーが催行。「日本列島13日間のバイク旅に密着中継」や「ドイツ・ロマンチック街道 公認アンバサダーであるメンバーのドイツ周遊中継」などが行われた。
なお、同社は今後のオンライン体験ツアーの企画として、アメリカの11月第4金曜日「ブラックフライデー」に合わせ、同サービスのライブコマースで特別商品を発売することなどを予定している。