楽天カードは、RAKUTEN FINTECH VIETNAM CO., LTD.を設立した。
楽天カードは、自社で開発したITシステムをサービス提供の基盤としており、今後のさらなる成長やサービス拡充に向けたシステム開発のスピードアップと事業継続計画を含めた体制強化を主な目的に、海外の開発拠点としてRAKUTEN FINTECH VIETNAM CO., LTD.を設立した。
ベトナムでは、政府がIT人材育成支援策を積極的に導入しており、将来にわたり優秀なIT人材の確保や活躍が見込めるほか、日本との時差が少ないため日本国内の状況に応じたスピード感のある事業運営も期待できることから。
新会社では、現地でITエンジニアを採用し、まずは社内向けシステム等の開発を行う。将来的にはユーザー向けサービスを含め、フィンテック事業における海外でのシステム開発の中核的な拠点となることを目指す。
楽天グループにおいて2005年7月に「楽天カード」の発行を開始して以来、楽天カードはグループ内の各サービスにおけるクロスユースの促進ならびにグループ内外におけるキャッシュレス決済の普及に向けて積極的に取り組んでいる。楽天カードの発行枚数は2,300万枚(2021年6月時点)を突破し、2020年度の年間クレジットショッピング取扱高は11.6兆円を達成した。
楽天カードは今後も、体制強化や優秀なグローバル人材の確保を積極的に行いながら、クレジットカードのサービスならびに機能を拡充することで、さらなる利便性と顧客満足度の向上を目指す考え。