トーチライトは、ソーシャルメディア広告配信プラットフォーム「Sherpa(シェルパ)」のオプション機能として、Facebook社が提供するコンバージョンAPIに対応したポストクッキー対策の新機能「Sherpa CAPI Option」のサービス提供を開始した。
Facebook社が提供する「Conversions API Gateway」は、開発者のリソースを必要とせずに「Conversions API統合」に対応できるソリューション。「Conversions API Gateway」を設定すると、広告主企業のサーバーからFacebookのサーバーに、直接ウェブおよびサーバーイベントを共有できる。
トーチライトは、2021年4月よりFacebook Business Partnerとして、グローバルで一部のパートナーにのみ開放された2ベータ版の早期段階からテストに参加。Facebook社へ機能をフィードバックし、自社の顧客向けのサービス開発に尽力してきた。
トーチライトが提供を開始する「Sherpa CAPI Option」は、「Conversions API Gateway」の仕組みを活用し、コンバージョンAPI経由で直接サーバーイベントを共有できるサーバー環境を「Sherpa」内に用意。導入から運用までサポートする。
広告主企業が設置しているFacebook Pixelを貼り替える必要なく、ブラウザ経由とのイベントの重複削除は自動的に対応されるため、既存のイベント設計のまま、サーバー経由でのイベント情報を蓄積することが可能。実際にテストサイトで導入した際の作業や確認にかかった時間は数時間程度で、導入ハードルが非常に低いことが魅力となっている。