ECの出荷業務を自動化するクラウドサービス「シッピーノ」を開発・運営するシッピーノは、フィードフォースグループを引受先とする第三者割当増資ならびに株式の譲渡により、10月21日をもって同グループの連結子会社となることを発表した。
シッピーノは、ECの販売チャネルとさまざまな物流サービスをAPI活用で連携することで、出荷・配送処理で発生するルーティンワークを自動化するクラウドサービス「シッピーノ」のほかに、ECに特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」を提供。同サービスは、ECを運営する担当者が、日々利用する業務ツールやシステムを自由に接続し、既存のサービスでは解決できない固有の業務を自動化するツールを、自分自身の手で構築できるサービスとなっている。なお、同社は各サービスについて、EC事業者の生産性向上・業務効率化に資するとともに、EC運営にかかわる各種サイトとの連携も可能だとしている。
シッピーノがフィードフォースグループに参画することにより、シッピーノのSaaS事業における顧客層であるEC事業者に向け、フィードフォースグループが提供するShopifyアプリやECサイトの構築に加えて、シッピーノが提供するEC事業者向けSaaSをワンストップで提供することが可能となる。シッピーノは、同参画によりSaaS事業におけるサービス領域の拡大、またフィードフォースグループの知見をいかした新たな機能の開発による、各サービスの持続的な成長を目指している。