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ファストファッション6社のアプリ利用状況に関する調査 利用率1位はユニクロで30.8%/スパコロ

 スパコロは、ファストファッションのOMO推進状況に着目し、全国の15~59歳、1,934名を対象に、ファストファッションアプリ利用についての調査を実施した。

 各ブランドにおける公式アプリ利用率に関する調査では、「ユニクロ」「GU」「しまむら」「H&M」「GAP」「ZARA」の6ブランドのなかで、利用率がもっとも高いのは「ユニクロ」で30.8%が利用しているという結果になった。その後は「GU」が21.8%、「しまむら」が5.4%と続いた。

 また、先の6ブランドにおいて、オフライン・オンライン問わず1年以内の購入率がもっとも高かったブランドも「ユニクロ」で、51.4%。先と同様に、次いで「GU」が29.4%、「しまむら」が24.2%と続いた。

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 スパコロは、公式アプリの利用率・1年以内の購入率がもっとも高かったユニクロに焦点を当てて結果を分析。公式アプリの利用の有無で実店舗の利用頻度を比較すると、アプリ利用者の半年以内実店舗利用率は79.0%、非利用者は30.3%で、アプリ利用者は非利用者に比べ、店舗利用頻度が高いという結果になった。また、3ヵ月以内の利用率を見ると両者の差はさらに広がっている。

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 続いて、顧客ロイヤリティを測る指標のひとつであるNPSを用いて、公式アプリ利用の有無とNPSの関係を分析。ユニクロのNPSは、1年以内にユニクロで購買した顧客の中で公式アプリ利用者の場合-10.1、非利用者で-29.0と、19.7ポイントの差が生じ、アプリ利用者の顧客ロイヤリティは非利用者に比べ高いという結果になった。

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 次に、ユニクロ公式アプリの利用目的に関する調査では、回答数が多い順に「セール情報・チラシのチェックのため」が24.6%、「クーポンをもらう・使うため」が22.9%、「店頭・レジでバーコードを提示するため」が19.7%、「ほしいファッションアイテムを探すため」が19.5%、「値引商品のチェック・買い物のため」が19.2%という結果になった。

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 最後に、ユニクロ公式アプリの良い点やお気に入りのポイントについて自由回答を求めた調査では、アプリの使いやすさやお得情報のほか、「在庫を店頭に行く前に確認できる/店頭受取ができること」や「サイズ展開が豊富なところ」という回答が多かった。

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調査概要
  • 名称:「ファストファッションアプリ利用について調査」
  • 調査方法:全国15~59歳を対象としたインターネットリサーチ
  • 調査期間:2021年8月27日(金)~31日(火)
  • 有効回答数:1,934名 ※全国の人口構成に合わせたウェイトバック集計を実施

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