商品を売るのでなく体験を提供する コンテンツや場作りに力
サイボウズ メールワイズ等の活用で業務効率化が進み、他のショップと差別化を図る方向性も明確になった青山ガーデン。三木さんに今後の展望をうかがった。
「青山ガーデンでは、単にガーデニング用品を売るのではなく、購入していただいた商品によって得られる、家族団らんやお友達とのホームパーティといった『体験』をご提供しています。それをさらにわかりやすく伝え、体験を充実したものにするため、コンテンツづくりやお客様とコミュニケーションをとる『場』づくり、そして接客にますます力を入れていきたいです。
また、これまではネットショップ運営責任者である私が、男目線でサイトのコンセプトを作ってきました。しかし、お客様の6割が女性ですから、社内で女性の店長を育てるなどして、女性のお客様にいっそう響くショップづくりにも注力していきたいと思います」
楽天市場をはじめ主要モールでの多店舗展開、ツールを導入した業務効率化を経て、コンテンツの充実やファンづくり、法人サイトへと展開していこうとする青山ガーデン。老舗ネットショップの歩みをウォッチすることで、自社のネットショップの展開にも参考になるポイントが多々見つかるに違いない。