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2024年8月27日(火)10:00~19:15

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カード会員約500万人!アプラスのキャンペーン施策を支えるMA「Aimstar」とは

 クレジットカード「Tカード プラス」などのカード会員約500万人を抱える、新生銀行グループの信販会社・アプラスが、マーケティングオートメーションツール「Aimstar」を採用。カード会員向けキャンペーン施策の担当者が日常的にAimstarを活用することで、導入以前の3倍の成果につながったキャンペーンもあると言う。実績につながるAimstar採用は、背景に「全社的なデータ利活用」というテーマがあった。

アプラス・カード会員約500万人へのキャンペーンを支える
マーケティングオートメーションツール「Aimstar」

 クレジットカード「Tカード プラス」などのカード会員約500万人を抱える、新生銀行グループの信販会社・アプラス。中国の決済サービス「WeChat Pay」の取り扱いや、個人向け自動車リース事業への参入など、従来の信販会社のイメージにとどまらないユニークな動きを見せている。

 アプラスでは、2015年7月から全社的なデータ利活用を目的として、同社で「情報系プロジェクト」と名付けられたプロジェクトを開始していた。そして2015年11月に、データ分析の専門家ではない社員も含めた「全員が使える」ツールとして、スプリームシステム社のマーケティングオートメーション「Aimstar」の採用を決定。1年後の2016年11月に本格導入し、取材時点(2018年3月)ですでに、プロモーションチーム全員が業務で利用しているそうだ。

 ここ数年は、マーケティングオートメーション(以下、MA)と名付けられたさまざまなツールが乱立していた。導入企業側からすると、他社に先んじて早期に導入したいものの、取捨選択が難しいという悩みもあっただろう。

 アプラスが採用したAimstarは、One to Oneのキャンペーン管理を支援するMAで、データ統合・分析・キャンペーン管理をひとつのツールで行えるのが特徴だ。分析テンプレートを100種類以上搭載しているのも、強みのひとつである。

 ツールの採用基準と、現時点での導入成果とは。ツールの選定を担当したシステム開発部の友清将司さん、小倉慎之祐さん、データ分析の専門家であるマーケティング部計数チームの藤井浩樹さん、現場で日常的に活用しているマーケティング部の皆さんにお話を聞いた。

左から、株式会社アプラス マーケティング部 マネジャー藤井浩樹さん/システム開発部 マネジャー 友清 将司さん/マーケティング部 マネジャー 白水 明子さん/マーケティング部 マネジャー 塩澤 鮎子さん/マーケティング部 マネジャー 松村 絵美さん/マーケティング部 吉田 直志さん/システム開発部 小倉 慎之祐さん
左から、株式会社アプラス マーケティング部 マネジャー藤井浩樹さん/システム開発部 マネジャー 友清 将司さん/
マーケティング部 マネジャー 白水 明子さん/マーケティング部 マネジャー 塩澤 鮎子さん/
マーケティング部 マネジャー 松村 絵美さん/マーケティング部 吉田 直志さん(※インタビュー時点)/システム開発部 小倉 慎之祐さん

施策担当者がデータ抽出から効果測定まで可能
直近のデータを活用したキャンペーンで成果が3倍に

 カード会員約500万人に向け、新規入会者に向けた案内など定型的なキャンペーンから、企画ものの単発キャンペーンまで、サービスの利用促進のためのプロモーションを担当するのが、マーケティング部だ。そのうちのひとりである松村絵美さんが担当した施策で、Aimstar導入以前と以後を比較すると3倍の成果につながったものがあると言う。

 「事前登録しておくと、自動でリボ払いに変更されるサービスがあり、こちらを訴求する単発キャンペーンを随時実施しています。以前行った2016年5月には、『過去1年間で通常のリボ払いを利用したことがあるお客様』というセグメントでしたが、今回はAimstarを利用することで、直近2週間以内にリボ払いを利用したことがあるお客様を抽出し施策を行った結果、前回と比較してキャンペーンのエントリー率が3倍になりました。Aimstar導入以前は、キャンペーンに必要なデータの抽出を計数チームに依頼していたのですが、他の業務もあり、依頼してから実際データを受け取るまでに1週間程度かかるときもありました。それがAimstarを使うと自分で抽出できるので、5分くらいで済むようになり、新鮮なデータで施策を実施できたことが大きいと思います」(松村さん)

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100種類を超えるテンプレートにより 分析のプロでなくとも視覚的にデータを理解

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