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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECホットトピックス

コメ兵藤原さん流 仕事の極意とは ―「やるしかない」からこそ、やらなければいけないこと―

 1999年にコメ兵に入社し、責任者としてECサイトの立ち上げを行った藤原義昭さん。現在はマーケティング統括部長として活躍中の藤原さんをゲストに迎え、『季刊ECzine』の読者を対象とした限定セミナーを開催いたしました。読者からの質問に藤原さんが答える形式で行われた本イベント。その様子をお届けします。

100点ではなく、60点取れればいいと考えたほうがいい

――藤原さんがコメ兵でECサイトを立ち上げられた経緯からお教えください。

藤原(コメ兵) 私は1999年にコメ兵に入社しました。当時はECではなく「ネット通販」と呼ばれていましたが、2000年にECを立ち上げました。その時私はパソコンすら持っていない状態でしたが、「パソコン得意なやつは手をあげろ」と言われて、嘘をついて手をあげてしまったんです。

当初は宝石、時計、着物、楽器など7サイトぐらいありましたが、それぞれが大きくなってきたので、2010年に今の総合通販ECにすべて統合しました。その頃はサーバーが僕の足元にあって、誤って電源に触れてしまうとサーバーが落ちるという状態でやっていましたね(笑)

ECを立ち上げたときからすでに、今でいうオムニチャネルのような形で、取り寄せなども行っていました。ウェブで事業をしようというのがそもそもの始まりだったので、デジタルの集客も含めて「ECをやっているお前がやれ」と言われ、Web事業室を作ったのが始まりです。

――小規模なECサイトでは経営にまつわる仕入・出荷・経理などはもちろんのこと、デザイン、システム、データ分析まで1人でこなすものなのでしょうか。

藤原 サイトがどれだけの規模感かにもよりますが、100点をとろうと思うとできないので、60点とれればいいと考えたほうがいいと思います。その中で、デザイン、システム、データ分析などの分野で、ご自身が一番得意なものがあると思うんですね。得意なものはバリバリ磨いて、足りないところはベースの部分まで上げればいい。ベースまで上げることが難しければ、外部に頼ればいいと思います。

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この記事の著者

ECzine編集部 中村 直香(ナカムラナオカ)

ECに関する情報を、正確にお届けできればと思います。よろしくお願いいたします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://eczine.jp/article/detail/5254 2017/12/21 08:00

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