タグで除外するのも便利 FutureShop2の「お届け希望日」設定
FutureShop2は、稼動店舗2,200店を超えるASPカートだ。最近は、Amazon PayやLINEのOfficial Web Appといち早く連携し、注目を集めている。
そんなFutureShop2で「お届け希望日」を設定する方法は、マニュアルにもあるが、基本的な考えかたとしては、「日にち」と「時間」の2軸から選べること。時間帯だけ指定して、日にちは指定しない、といったことも可能だ。
時間帯は、配送会社を選ぶと各社に対応した時間帯が自動で表示される仕組み。デフォルトで表示される時間帯を、ショップ側で編集することもできる。
また、たとえばゴールデンウィークのような長期休暇を指定日から除外できる機能もある。
注意書きコメント/詳細事項欄に、「不在時は宅配ボックスに入れる Yes/No」などを書き込むことで、さらなる気遣いをしたいショップの要望にも対応している。
さらに、FutureShop2ならではの特徴として「商品タグ」の活用がある。
「ショップさんによっては、多品種を扱われているところもあります。たとえば、家具のような大型商品や、農家さんが野菜を収穫してから発送したり、受注生産商品の場合、デフォルトで設定しているルールどおりにいかないですよね。
その場合には、まず商品に、たとえば『お届け日時指定不可』というタグを付けていただきます。管理画面でこのタグをソートしていただいて、除外商品の設定をしていただくと、その商品をカゴに入れたときだけは、日時指定画面が出てこないようにできます。この機能は決済にも応用ができて、代引きを避けたい商品にだけ、『代引き不可』タグをつけていただいて、同様の設定をしていただけばいいわけです」
今後はコンビニ受取にも対応か
このように、お届け希望日設定に関する機能は揃っている印象だが、今、フューチャーショップが検討しているのは、「コンビニ受取」だ。
「ショップさん側からのご要望も多く、プラットフォーム事業者として対応しなくてはと社内でも話をしているところです。とはいえ、今年はPCIDSSに絡んでトークン決済対応や、常時SSL化対応など急務となっている開発案件を先行して対応しているので、リリース時期はまだお約束できない状態です」
最後に、安原さんからFutureShop2利用ショップに、お届け希望日設定に関してメッセージをもらった。
「お届け希望日設定が、一見複雑に見えるのか、指定していないショップさんもいらっしゃるようです。時間帯を指定していただくだけでも、配送への負荷は軽減されるはずです。設定がご面倒な場合は、サポートにお電話いただければご説明しますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います」