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ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

12月13日-14日にアーカイブ配信決定!

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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ECzine Day 2023 Winter

2023年12月7日(木)10:00~16:20(予定)

「季刊ECzine」とは、年に4回、EC業界の重要ポイントだけをまとめてお届けする紙の雑誌です。ECの最新トレンドを取り上げた「特集記事」のほか、重要なトピックスに関する知識を上書き保存する「定点観測」、EC業界のニュースや記事を振り返るコーナーなど、自社のECビジネスを俯瞰していただく際のヒントになる内容が満載です。 ※諸般の事情により、2023年春号(vol.24)をもって休刊となります。

季刊ECzine

2023年春号(vol.24)
特集「Find out! Create new connection~テクノロジーで拡張する顧客体験と売り場の可能性~」

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無名の企業が日本3位!伊藤久右衛門のSNS活用術

「つぶやきひとつで500万円の広告価値」も夢じゃない 中小EC必見!伊藤久右衛門のSNS活用術

 Facebookページの2014年年間エンゲージメント率日本で3位。LINE@経由で年間売上1,980万円。京都・宇治のお茶屋さん「伊藤久右衛門」のSNS活用術についてお届けします。第1回は、SNS運用全般についてです。

大手のSNS成功事例を中小企業がマネしても、失敗します!

 SNSという単語は、私が始めた2012年には「それって何?」と首をかしげる人が多いものだったが、今ではすっかり、市民権を得ている。しかし、SNSという単語が浸透した現在でも「SNSを活用できている」と答えられる企業は、少ない

 SNSを開始した当時、特にFacebookにおいては、活用事例として取り上げられるのは大企業がほとんどだった。中小企業の活用事例などほぼない中で、名もなき京都のお茶屋が、突如、エンゲージメント率で日本3位になった。

Facebookページ別 2014年 年間エンゲージメント率平均 TOP5

順位 ENG ページ名 ファン数
1位 13.8% Amino-Value アミノバリュー (大塚製薬) 12,872
2位 10.2% JaguarJapan(ジャガー・ランドローバー・ジャパン) 43,888
3位 9.0% 京都・宇治 伊藤久右衛門 38,430
4位 8.9% シングルモルトウイスキー 白州(サントリーホールディングス) 11,272
5位 8.8% シングルモルトウイスキー山崎(サントリーホールディングス) 30,890
「2014年の企業Facebookページ、年間エンゲージメント率ランキング1位は?」(AdverTimes)に転載された
「広報会議」2015年2月号「Facebookコンテンツ入門」の
「Facebookページ別 2014年 年間エンゲージメント率平均 TOP10」をもとに作成
https://www.advertimes.com/20150129/article181013/

 以前、筆者がサイバーエージェントや宣伝会議のイベントで講演を行った際、誰もが名を知る大企業でさえ、「SNSがうまく活用できない」「FacebookとTwitter、どちらかはうまくやれているが、もう片方がうまくいかない」と漏らしていた。中小企業においては「どちらもうまくいっていない」との声ばかりが聞こえた。大企業でさえつまずくSNSの活用。中小企業なら、なおさらだ。

 Facebook、Twitter、Instagram、そしてLINE@。「SNSやLINE@の活用事例」には、大企業の事例がずらりと並ぶ。財源豊かなキャンペーンを紹介されても参考にならない。むしろできない。中小企業の皆様におかれましては、心の中心で「参考にならない……助けてください!」と叫びたいばかりではないだろうか。私なら叫んだ上で壁を殴ります。

 ただ、考えてもみてほしい。大企業の事例を中小企業が真似したところでどうなるのか。例えば、同じキャンペーンを打てるだけの人員や費用が存在したところで、そのキャンペーンは失敗に終わるのではないかと思う。理由は、後に話そう。

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伊藤久右衛門の中の人(イトウキュウエモン)

天保三年創業。京都に実店舗を持ち、宇治茶・抹茶スイーツを商う。楽天市場「ショップ・オブ・ザ・イヤー」、Yahoo!ショッピング「ベストストアアワード」等、多数の受賞歴を持つ。ECサイトを運営するWEB営業部に所属し、2012年6月よりSNSを担当。●コーポレートサイト:http://www.itohkyuemon.co.jp/ ●Facebookページ:https://business.facebook.com/itohkyuemon/ ●Twitter:https://twitter.com/itohkyuemon ●Instagram:https://www.instagram.com/itohkyuemon/ ●オンラインショップLINE@:https://page.line.me/kyuemon

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://eczine.jp/article/detail/3934 2016/12/15 08:00

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