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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ネットショップを成功に導くリスティング広告の使いかた(AD)

少額でリスティング広告を最大活用! お客様の「買いたい度合い」で出し分けよう

ITにあまり強くないネットショップオーナーさん向けに、お店の成功パターンを作り出すためのリスティング広告ノウハウをお届けします。

 この連載で言うリスティング広告とは、Yahoo!やGoogleが提供する、クリックした分だけ支払いが発生するクリック課金型広告のことを指します。なかでも、ネットショップオーナーが知っておきたいのは「検索連動型広告」と「コンテンツ連動型広告」です。それぞれ見ていきましょう。

検索連動型広告とは?

 検索連動型広告とは、検索エンジンにおいて検索されたキーワードに応じて表示する広告のことです。Yahoo!ならスポンサードサーチ(旧Yahoo!リスティング広告)、Googleならアドワーズとなります。

 例えば、検索キーワードとして「花束 ギフト」を登録しておくと、「花束 ギフト」で検索された際に、検索結果の上位に広告を表示することができます。 お店の見込み客が検索しそうなキーワードを登録しておけば購買意欲の高い見込み客をお店へと集客することが可能です。

検索連動型広告の例
「花束 ギフト」で検索した際に、検索結果の上と右横に出てくるのが検索連動型広告

コンテンツ連動型広告とは?

 コンテンツ連動型広告は、GoogleやYahoo!が提携するサイトに、そのサイトのコンテンツと関連があれば表示されるものです。Yahoo!ならディスプレイアドネットワーク(旧Yahoo!インタレストマッチ他)、Googleならアドセンスがあります。

コンテンツ連動型広告の例
赤枠の部分がコンテンツ連動型広告。投資がテーマのサイトに投資関連の広告を表示

 検索連動型広告とコンテンツ連動型広告、どのように使い分ければいいのでしょうか。

お客様の購入意欲で適した広告は異なる

 広告はお客様の購入意欲で使い分ける方法があります。購買意欲が高く、購入を検討している見込み客を「顕在層」と言います。要求がはっきりしているので、お客様が検索してくれることが期待できます。そのため、顕在層には検索連動型広告が適していると言えます。

 一方、購買意欲が比較的に高くなく、購入までは考えていない見込み客は「潜在層」です。関連サイトで情報収集しているかもしれませんが、、あなたのネットショップで購入する可能性はまだ低いです(アパレル等の衝動買いの多い商品は例外として購入されやすかったりします)。したがって潜在層には、コンテンツ連動型広告のほうが効果的だと言えます。

少額で検索連動型広告を出すときの注意

 広告費が少額しか用意できない場合は、すでに購入意欲のある顕在層に対して、検索連動型広告で確実にアプローチするのがいいでしょう。

 その際に気をつけたいのは、「購買意欲の高い」キーワードを選ぶことです。

 たとえば食品の場合、レシピを検索するユーザーが入れるキーワードがあります。その場合、よくクリックされるけれど購入にはつながらないため、少額しかない広告費はすぐになくなってしまいます。当然ながら、クリックされればいいというものではないのですから。

 こうなると、購買意欲の高いキーワードって何?となりますよね。次回は、検索キーワードの選定、広告文の作成、リンク先の指定について説明します。お楽しみに。

 

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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