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【オンライン】ECzine Day 2026 February (2026.02.13)

押さえておきたい!ECトレンド図鑑

昨対グッズ売上216%のV・ファーレン長崎がファナティクスと挑んだEC変革

スポーツのECで大切なのは「ファンの熱狂に合わせた対応」

━━スポーツチームのECを運営する上で、特に大切にされていることは何でしょうか。

阿部 「ファンの熱狂に合わせた対応」に尽きると思います。試合結果や選手の記録達成など、熱が高いうちに展開すること。そして、ホットマーケットゆえにお客様の熱も高いため、、CS(カスタマーサポート)部隊が一気通貫で機能し、お客様の問い合わせにしっかり対応することが重要です。

原 「いつ来ても飽きないサイト」にしたいとずっと思っていました。スタジアムに行かなくても、ECサイトに行けば何か掘り出し物がある、新しい施策がある。そういった「見る楽しみ」を提供し続けることが大切だと感じています。

 ECへの集客という点では、SNSの使い分けも意識しています。X(旧Twitter)は情報の拡散には強いですが、実際のECへの流入や売上貢献でいうと、実はLINEや公式アプリのプッシュ通知の方が強力です。

 たとえば試合に勝った翌日に、その日の名場面写真をプリントしたハイライトTシャツを販売していますが、Xや公式アプリのプッシュ通知で告知をするなど、試合の熱を逃さずにECへ誘導する仕組みを作っています。

Xで行われたハイライトTシャツに関する告知

今後は販売チャネルの拡大を目指す

━━最後に、今後のECやグッズ販売の展望についてお聞かせください。

原 ECサイトでは、引き続き多くの施策をトライ&エラーで積み上げていきたいです。今月も「5,000円以上の購入でサイン入りユニフォームが当たる」といったキャンペーンを実施しています。また、移管前の過去在庫についても、単に処分するのではなく、セールやくじ企画などを通じて、ファンの方に喜んでいただける形で販売につなげていきたいと考えています。

 販売チャネルの拡大も課題です。現在は店舗とECの2軸ですが、今後はInstagramやLINEを活用したライブコマースなど、選手との絡みも入れながら新しい販売手法に挑戦し、売上拡大を目指していきたいです。

石川 我々としては、やはりユニフォームが最重要アイテムだと認識しています。1万枚という成果が出た一方で、欠品やお届け時期など、まだ全てのお客様の要望に応えきれていないといった課題もあります。生産・販売体制をさらに強化し、欲しいと思ったタイミングでしっかりお届けできる体制を整えていきます。

真嶋 商品企画としては、もっと「選手とのコラボグッズ」に挑戦したいですね。今は既存商品に選手の肖像を使う程度ですが、ロゴ作成から選手と一緒に作り上げるような、よりファンに刺さるアイテムを開発し、グッズの売上を伸ばしていきたいと思っています。

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ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

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