Yahoo!ショッピングって売れるの?と聞かれたら
「結局、Yahoo!ショッピングってどうなの?」と、EC事業者の方からよく聞かれます。その質問には、「売れるの? 売れないの? 売れるなら一生懸命やりたいと思うけど……」という気持ちが込められていると感じます。
それって受動的すぎだと思いますが、そういう気持ちのストアさんがまだまだ多いのが、Yahoo!ショッピングの現状なのかもしれません。
売れるか、売れないかはストアや商品の力です。モールの集客力はあるにせよ、最終的に売れない矛先をYahoo!ショッピングに向けるのは少し違うと思います。
確かに売れていないストアもありますが、逆に、売れているストアがあるのも事実です。ですから、「売れるの? 売れないの?」と聞かれれば、「頑張れば売れます」という当たり前の答えになります。それより「売りたいの? 売る気があるの?」なのです。
Yahoo!ショッピング、ユーザー視点での改善
ここで、改めてYahoo!ショッピングを見ていきましょう。まずはユーザーに役立つよう改善されたポイントです。
1.買い物しやすいデザインとユーザビリティ
全面リニューアルして、かなり買い物しやすくなったはずです。文字の大きさやレイアウトなど細かいところも改善が続けられていますし、カートは2ステップでスムースに購入できるようになっています。
サイトデザインとユーザービリティにおいては、他のモールより劣るところは感じません。むしろ秀でていると思います。以前からは格段に進化したと言えるでしょう。
2.ランキングの充実
10月末には、検索されたキーワードをもとに「興味あるキーワード」単位で売れ筋商品をランキングする、「検索ワードランキングページ」がリリースされました。あるようでなかったランキングはヤフーならではと言えます。
このほかにランキングだけでも、「売れ筋」「急上昇」「検索ワード」と充実しています。
3.絞り込み、レコメンドで目的の商品にたどり着きやすく
11月の始めには、検索結果から、割引率が設定されている商品を絞り込める機能もリリースされています。スマートフォンの商品ページには、「この商品を見た人は、こんな商品にも興味を持っています」のレコメンド枠が表示される機能も追加されました。
掲載商品が増え続けている分、目的の商品にたどり着きやすくする工夫も地道に行われているのです。
では、ストア側から見た場合の機能面はどうでしょうか。