ポップアップストアの出店プラットフォーム「SHOPCOUNTER(ショップカウンター)」を運営するCOUNTERWORKS(以下「カウンターワークス」)は、三井不動産と共同で、日本全国のブランド・メーカーを対象に、ポップアップストアを通じた活動支援のプロジェクトを開始した。
三井不動産は、2023年10月にコーポレートベンチャーキャピタルファンド「31VENTURES Global Innovation Fund 2号」を通じてCOUNTERWORKSに資本参加。「三井ショッピングパーク ららぽーと」をはじめとする大規模商業施設との連携を通じた、来館者への新たな体験価値の共創を目指している。
有効なマーケティング施策としてだけでなく、商業施設にとっても魅力的なコンテンツとして定着しつつあるポップアップストアを軸に、カウンターワークスのノウハウ・実績と三井不動産のリアルアセットを組み合わせることで、日本全国のブランド・メーカーと消費者のリアルなタッチポイントを提供し、さらなるビジネス成長を支援していくとしている。
支援プロジェクトの内容
具体的には「SHOPCOUNTER」に登録している約5万3,000のテナントを対象に、三井不動産グループが管理・運営する「三井ショッピングパーク ららぽーと」の対象店舗で同プロジェクト専用の出店スペースを提供。出店を希望するテナントは、従来と同様に短期間での出店ができるほか、一部什器の無料貸与、館内のサイネージや施設公式サイトでのプロモーション協力、出店費用も固定制ではなく売上歩合制(売上の一定割合を支払う方式)とし、今後成長の見込まれる有望なブランド・メーカーに対し、出店リスクを最小限にしたポップアップストアの実施を支援する。
出店募集エリアおよび出店期間
- 三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO‐BAY(千葉県船橋市、2024年4月14日〜5月10日)
- 三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛(東京都立川市、2024年5月11日〜6月10日)
今後も両社は、「SHOPCOUNTER」に登録しているテナントを対象にしたさまざまな支援策を講じることで、ポップアップストア出店のハードルを下げると同時に、オンライン・オフラインでの購買体験の連携を図り、商業施設のさらなる活性化にも寄与していくとのこと。