ストリートブランドを複数展開する株式会社yutoriは、新ファッションブランド「Yorkshin」の立ち上げを発表した。
同ブランドは、CEOの片石貴展氏が初めて自らクリエイティブディレクターとして主宰。片石氏が過ごした2000年代前半のファッションカルチャーを現代のフィルターを通して表現する全3種類のアイテムを2024年11月8日21時より販売開始する。
なお、同ブランドの第一弾モデルには、俳優・窪塚愛流氏を起用している。
株式会社yutori CEO 片石貴展氏のコメント
自分が過ごした2000年代前半。退廃の中に破壊的な美しさを見出すギャル男カルチャーが時代を席巻していました。
時は経ち、2024年。「厨二病」と揶揄されていた、当時のカルチャーが韓国のフィルターを通して再評価されているように思えます。
さて2020年のコロナをきっかけに人々は貧しくなり、その怒りを誰かのコンテンツに責任転嫁しました。ストリートファッションが大流行したのも、怒りからくる武装的な感覚を無意識に取り入れたのだと思います。
それらの勢いも少し落ち着き、この荒んだ世の中にも、一筋の光を見出したいいや見出さなければいけないのでは、と世の中のムードが少し変わりつつあります。
綺麗事を言うつもりもないけれど、それでも最終、美しくあることは大事なのではないか。絶望と希望、闇と光、破壊と再生。アンビバレントにこそ生まれる美しさを「Yorkshin」で表現したい。