初めまして。「Minimal - Bean to Bar Chocolate -(ミニマル)」の代表 、山下と申します。業界未経験の素人から、チョコレートの企画・製造・販売を手がけるブランドを立ち上げ、2024年12月で10年が経過します。ベンチャー企業の生存確率が、最初の10年間で10%を下回るともいわれる中、比較的初期投資や製造コストがかかる製造業で起業したこの10年は、決して楽な道のりではありませんでした。本連載では、ブランド成長におけるこれまでの課題や変化から、10年続くブランド運営のポイントを全6回にわたって考察。第1回は、前編・後編に分けてこれまでの歩みを振り返ります。
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Minimal - Bean to Bar Chocolate - 代表 山下貴嗣(ヤマシタ タカツグ)
カカオ豆の選定からチョコレート製造まで一貫して手掛けるクラフトチョコレートブランド「Minimal -Bean to Bar Chocolate-(ミニマル)」を設立。東京都渋谷区富ヶ谷への初出店を機に都内に4業態4店舗を出店。赤道直下のカカオ農園に自ら足を運び、100%フェアトレードでの買付と、毎...
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