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物流委託を成功させるには 運用開始までの「時間」を十分とり、スイッチングの検討も

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EC物流の老舗イー・ロジットさんが、物流をテーマに情報発信していきます。いよいよ最終回!物流委託を成功させるためには?

物流委託は「運用開始1ヶ月前」には相談したいワケ

 物流委託は、どれくらい前から選定を始めればいいのでしょうか。物流会社の立場から言わせていただくと、ご依頼いただいてから運用開始まで、1ヶ月程度はお時間をいただきたいところです。

 1ヶ月の間に以下のような作業を行い、準備を整えます。

  • システムの準備
  • 運送会社とのやりとりし、納品書や送り状、注文データの内容確認
  • 物流現場との運用の擦り合せ
  • イレギュラー発送などの指示
  • システムのテスト など

 こうした最低限の準備があるのに加え、最近の傾向として、お客さまごとに異なる複雑な運用が増えてきています。

  • 定期販売の購入回数によって同梱物を変える
  • 医薬品や管理医療機器、食品など取り扱いに資格が必要となるものを委託したい
  • 商品の登録や画像のアップまでバックヤード業務をまとめて依頼したい
  • 出荷作業は365日行ってほしい など

 これまでに経験した内容であれば、運用に組込むこともそれほど時間がかからないのですが、はじめてのご相談内容であった場合、対応可否の確認、運用設計の構築にはそれなりの時間を有するものです。

 その場合、運用開始までのリミットが短いと、物流会社は「対応できません」と答えるしかありません。すると、委託範囲を狭めてしまい、本来なら物流会社に委託することができた業務を、忙しい中、自社で対応をしていかなければならなくなるのです。

 逆に言えば、運用開始までの時間を長めにいただければ、特殊な運用内容にも対応できる可能性も高まっていきます。

 運用開始前に十分な時間をとり、話し合いやセンター見学を重ね、細かいところまで確認を重ねるのが物流委託を成功のカギです。

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