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各プラットフォーマーがライブ動画に注力 年末商戦に向けハッシュタグで土台づくりを

定点観測 ソーシャルメディア
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 ECにかかわるプラットフォーマーの動向や、ユーザーを引きつけるキャンペーン施策、 クリエイティブ活用などについて、四半期に一度、各分野のプロにポイントを聞く「定点観測」。今季は、Googleの影響の大きさ、動画活用の進行、LINEとの連携、新しい決済の台頭が目立った。自社に関連するポイントをおさえ、来る年末商戦に備えよう(※本記事は、2017年9月25日刊行の『季刊ECzine vol.02』に掲載したものです)。

Facebookは機能アップデートで強化
Instagramは広告表示の意識を

 この3ヶ月、各プラットフォーマーがライブ動画関連の機能を強化し、大きなアップデートが続いたと藤田さんは言う。まずは、Facebookから紹介してもらおう。

 「5月末に、非公開チャットや共同ライブ配信の機能がついて、Facebook Liveがかなり強化されました。個別のブランドやEC事業者が、自社に興味のある人たちだけを集めてシークレットセールをするといった使いかたもできるのではないでしょうか」

 新しいテクノロジーを活用した、実験的な取り組みも進んでいる。

「『Facebook Spaces』という、VRでコミュニケーションをとることができるアプリがありますが、そこのVR空間にライブ配信ができるようになりました。VRやARのような技術を、どうやったら自社のビジネスに使えるんだろうと考える場にするといいと思います。 VRのデバイスが世の中に行き渡らないと、広がっていかないだろうという空気があったのですが、Facebook Spacesは、VRデバイスを持ってない人でも何となくおもしろい感じに見えます。デバイスがなくともVRが広がっていくのではないかと思わせてくれました」

 Instagramでは、Storiesでのライブ動画配信機能がアップデートした。

 「これまでライブ配信を行うと消えてしまっていたのですが、リプレイ動画をシェアできる機能が6月末に追加されました。次回の告知に、『前回、こんなに盛り上がりました』といったふうに使えるのではないでしょうか」

 Instagramについては、企業のマーケティング活用に有利な機能が、ヤフーから登場した。

「Instagramの検索機能では特定のアカウントを探すには正確なアカウント名が必要なのですが、『Yahoo!のリアルタイム検索』に人気のユーザー動向を検索できる機能が追加され、曖昧なワードでも見つけやすくなりました。これまで、なかなかフォロワーが増えなかった企業さんにとっては、何かひとつ、おもしろいポストをすることによって、アカウントにたどり着いてもらえる可能性が広がるのではないかと見ています」

 それほど、Instagramが影響力を持っているということでもある。サイバー・バズ社の調査によれば、Instagramの企業アカウントをフォローしている20代~30代女性の約80%が、投稿をきっかけに購入に至った経験があるとの結果が出ている(※)。これほど影響力があれば企業のマーケティング活用も進むわけだが、アメリカでは、米連邦取引委員会から企業とインフルエンサーとの関係性を明示するよう指導があった。

 「企業、インフルエンサー、エージェントなどかかわるすべての人たちが自覚し、任意でPRタグをつけるといったことではなく、仕組み化するべきだと思います。そういったツールもでてきているので、活用するのもひとつの手段ですよね。Instagram側も動いているとのことなので、良い方向に進むのではないでしょうか」

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連載:季刊ECzine vol.02 定点観測

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