YKKは、ファスナーの引手にNFCチップを内蔵した「TouchLink(タッチリンク)」をYKK台湾社で開発。今後、グローバルでの展開を予定しているとのこと。
TouchLinkはNFCチップを内蔵したファスナー引手で、スマートフォンを近づけると登録情報を読み取りウェブサイトやアプリケーション等との連動ができる。
たとえば、従来はアパレル製品のタグ・ラベルなどに記載されているケア情報やトレーサビリティ、リサイクル情報、各種スマートフォンアプリ等の連携をTouchLinkに設定することで、アパレル製品購入後もアパレルブランドと一般生活者をつなげ新しい顧客体験を提供することも可能に。
また、TouchLinkは従来の引手と同等の強度を確保。繰り返しの使用や、NFCチップの情報を書き替えることで情報の拡張や継続的な顧客接点としても活用できる。
TouchLink活用イメージには、次のようなものが想定されている。
アパレル製品情報提供
製品の洗濯などのケア方法やリサイクル方法、アパレルブランドウェブサイトお問い合わせ先へのアクセス等が可能に。
関連アプリケーションとの連携
スポーツアパレル製品と関連アプリケーション等と連携し新たな顧客体験を生み出す。